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2002年12月29日

困難な深雪走行

奥只見丸山 2002-12-29 8:50 吹雪
今日は、吹雪いていた。
あまりの雪の量のため、一番下のリフトしか動いていない。
一緒に来た友達は、寒さと疲れのためすぐ休憩に入ったが、僕はぜんぜん疲れていないので、自分ひとりで滑ることにした。
普段と同じように、気にしないでちょっと急なコブ斜面を降りて行くと、フロントボードが雪にもぐっていってしまった。
今まで、こんな深雪を滑ったことがなかったので、"これは、深雪のすべり方を練習しないとだめだな"ということで、滑り方を考えてみた。
フロントボードに荷重をかけ過ぎてしまうと、雪にもぐってしまう。思ったよりもぜんぜん力を入れる必要がなく、ハンドルをつまむように、手を添えるだけの感じで、リアボードだけで操作するほうが良いようだ。
しかし、それでもコブを考えて滑らないで、くぼみにつっこむとフロントボードをとられてしまう。
ちょっと、積極的にコブを滑っていると
「うおー、すげー。」
とギャラリーの声。"そんなに大声で叫ばなくても"と思ったが、ちょっとうれしかった。
リフトに乗っているとき、下のボーダーを見ると、板を担いで山を登っていっている人たちがいた。
"うおー、気合入ってんな"と思って、"俺も行ってみようかな?"と思ったが、"みんなが待っているかな?"と思って今日は終わりにした。
結構、関東から遠いスキー場だったので交通の便はどうかと考えていたのだが、渋滞になってしまったためよくわからない。しかし、水上や湯沢より遠いので、そこより足を伸ばすメリットがあるかどうかだ。
頑張って遠いスキー場にきたので期待していたのだが、吹雪いていたこともあり、1コースしか滑れなかったのは、残念だった。
まあ、リフトは、1日券3800円と比較的安いのがちょっと救われた。それに雪質は、なかなかのスキー場のように思う。

投稿者 verju : 02:02 | コメント (0) | トラックバック

2002年12月15日

スクートは面白いぜ

埼玉県 狭山市某所 2002-12-15 4:15
「ついたぜ!キット。」
「OK!マイケル。そっちに向かう。」
RX-7に所狭しと押し込められたスノースクートを、キットのステップワゴンに積み込む。
スノースクートのハンドルを取り外せば、RX-7に積むことが出来る。もちろん、ステップワゴンは、後ろを補助席にして、スノースクート2台を楽に収めることが可能だ。
時間にちょっと遅れてヴェイスの家に到着。
「後ろ補助席だから、前、座りなよ。」
「いいよ、いつもの配置で。」
ちょっと気遣ったつもりだが、そんなでもない感じなので、ヴェイスは補助席に座ることになった。後にこれが重大な事件の原因になるとは、知る由もなかった。

上越国際 7:15
ちょっと早めについたので車内でくつろいでから、スキー場に向かう。
「お、スノースクート。」
とか、子供などが
「あー!そりー。」
とまだまだ、人気である。
「今日は、初日だし軽く行こうか。」
ということで、おしるこ茶屋に向けて、滑り出す。
そこで早くもヴェイスがダウン。今日、1日こんな感じである。
「キット。去年の情報なんだけどさ、ストラップをつけないで滑るやつがいるらしいぜ。"今年はノーストラップ旋風が吹き荒れそうだ"って言っていたな。」
それをキットは早速実践したらしく
「マイケル、とりあえずストラップを踏みつけて乗ってみなよ。簡単だぜ!足が自由だし、ないほうがいいかも。」
とりあえず、キットに言われるように滑ってみたが、そう言われると"あってもなくてもいいかな?"とも思える。
「ストラップがない分、前に乗れるよ。」
「なるほど!ノーストラップ旋風か。」
なんか、キット絶賛である。でも、俺はキットとは違い、リアセッティングなので、あんまり?って感じである。
それに、"リフトが大変なんじゃないか?"ということで、俺は"キットがしばらく試したら、やってみようかな?"と思った。
上越国際は、ちょっと平坦なところや、上り坂がある。
ところどころで止まるスノボーのヴェイスを押していく。これは、両足フリーなスノースクートの1つの利点でもある。
そして、最後にちょっときつい上り坂になったため、そこを2人がかりで押していく。
「ハァハァ重い重い!」
とキット。俺も
「いい汗かいた。」
と、つい口走ってしまった。
「もう、絶対やせてやる。」
とヴェイス。
「アハハハ。」
と俺とキットは笑った。後から考えると、"さすがに女性にあれは、なかったんじゃないかな?"と。でも、思い出すと笑ってしまうので、自分的には良しとする。
3時ごろあがったけど、下は雪が解けて、べちょべちょしていた。"やっぱり1月以降のほうが、いいな"と思った。

コンビニで買い物して、出発すると交差点の信号が変わりかけていた。
「よし、今だ!」
とキットが急カーブ。
「パン!」
と破裂音が
「な、なに?なに!?」
と後ろを見ると、ヴェイスが大往生している。
急カーブによって、補助席から転げ落ち、ちょうど下においてあったポテトチップスに、お尻から落ちたわけだ。
「怪我ない?」
「うん、大丈夫、大丈夫。」
みんなで
「ワハハハ。」
あーとても面白かった。

投稿者 verju : 01:01 | コメント (0) | トラックバック