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2007年09月23日
マザーボード625EMPにFedora Core 5 (2.6.17-1.2174_FC5)においてlm-sensorsを動かしてみる
なんとこのサイト、Linux閲覧者がMacを逆転しました。意外にLinuxの人が見ているようです。
なのでLinuxユーザにとって「なにを、わざわざ?」と思うかもしれないけど、とりあえずそれ関連のネタ書いてみよう?と思いました。
Linuxで自宅サーバを運用するようになり、Linux関連サイトは数あれど「暗黙の了解」というんでしょうか?そういった部分が書かれていないのが結構あって「なんかなー?」と思ったりました。
「カーネルパッチを当ててリコンパイルすればいいんだよ。」
さらっと言うけど、実際どうやるのか分からない。
コマンドで
# make -C /path/to/your/kernel2.6/source/dir SUBDIRS=$PWD modules |
とかあって実行してみたら
「あれ?出来ねーぞ!」
となったりする。
「/path/to/your/kernel2.6/source/dirの部分を自環境のカーネルソースパスに書き換える」と感知できない訳です。
しかも、カーネルソースパスに書き換えると分かったところで
「カーネルソースパスなんて、どこにあるんだか分かんねーよ」(さらに調べればいいんだけど、ここいら辺で限界)
となって、「やっぱりLinuxって難しい」となる訳です。
そこいら辺が考慮される感じの下記サイトには、Linuxサーバ構築初期からお世話になっています。
Fedoraで自宅サーバー構築
やりたいこと別に簡潔に分かれていて、基本コピペで行けますから。このサイトによってLinux人口の増加に、かなり貢献しているんじゃないか?と思います。
せっかくサーバ専用マシンを買ったら、すぐ動かしてみたいもんです。
そして、とりあえず動かしてみて、内容は運用しながら追々理解していけばいい訳で、こういったやり方も「あり」なんじゃないかと思います。
さて、マザーボード625EMPでlm-sensorsを動かそうと下記サイトを参考にしました。
CPUの温度やファンの回転数などをモニタするには
しかし、マザーボード625EMPにFedora Core 5 (2.6.17-1.2174_FC5)においてlm-sensorsを動かすには、vt1211というモジュールを自分で組み込まないとダメみたいです。
vt1211 module for 2.6 kernelからvt1211.koをダウンロードして/lib/modules/2.6.17-1.2174_FC5に配置して再起動するとモジュールが組み込まれるらしいのですが、サイトのモジュールと微妙にカーネルのバージョンが(cpuのタイプレベル"i586"とか)合っていないらしく、うまく動作しませんでした。
仕方ないのでソースからモジュールを作るようにしました。試行錯誤しましたが、手順をまとめると以下ような感じになります。
Fedora Core 5(2.6.17-1.2174_FC5)にvt1211をインストール
※カーネル2.6.19以降の場合、vt1211モジュールは組み込まれるようになったので、上記の対応は必要はありません。
再度、CPUの温度やファンの回転数などをモニタするにはを参考にlm-sensors設定します。
/etc/rc.localに
modprobe vt1211
追加は無しでいけるんじゃないかな?と思ってます。
sensorsコマンドを打って、下記のようにハードウェアの情報が出力されるようになりました。
# sensors |
投稿者 verju : 2007年09月23日 14:50
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