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2012年04月14日

節分をダメにしてしまった恵方巻き

いまさらながらですが・・・

関東圏に恵方巻きが入ってくる前は
「鬼は外、福はうち。」
というように子供が親に思いっきり豆撒きをしたり
「はーぁ、豆を年の分まで食べなくちゃならないのか。ていうか年の分までそんなに食べられないよ。」
とか、微笑ましいネタではあったような気がします。

それが恵方巻きが普及した現在にいたっては、夕飯が恵方巻きとなり南南西だか良く分からない方向をアバウトに向いて食べる。

まあ、後片付けもしなくていいし、この不況で鬼に扮して演劇をやる気力もないんだと思います。

しかし節分のそんな情緒あふれるものがなくなり、「恵方巻きでも食っとけ」と簡略されるのは、なんだかなー?と思います。
ていうか本来の節分の意味合いと恵方巻きなんて全然関係ないじゃん。

節分の豆撒きは、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあるそうです

そんなことを忘れ「節分は恵方巻きを食べる日」としてしまったのは、なんとも腹立たしい。
商業がからむとろくなことがない。

投稿者 verju : 2012年04月14日 23:54

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