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2021年01月14日

猫も杓子も米国株

まずはお約束。

以下は個人の見解です。株式市場の値動きをなんら保証するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

ユーチューブ等見れば「猫も杓子も米国株」米国株さえ買っとけば安泰みたいな所があって、逆に言えばもう伸びしろは余りないと思う次第です。

まず先に日経先物ベースで直近についてメモ書きしたいと思います。

日経225CFDなんだけど、昨日1/13の17:17に13,000枚の超絶出来高。でも値段はほとんど変わらず。
大口が逃げたか、参入したか。

最初は大口が何か情報を得て逃げた。今後何かしらのニュースで急落と考えた。
しかし、日経平均のチャートを見ると24,000を上放れした時のような、それも初期段階みたいで、これを崩すだろうか?
それに、ここ数日の上昇と出来高から見て「大口が乗れてない」感があって、参入した時点では高値だけど、長期の先高なら「ここいらへんで乗っておかないとヤバイ」と判断したのかも?

今日の東京市場の寄り1時間で10,000枚近くできて「大口が逃げたか?」気になるけど、上昇中の出来高なので、逃げてない気がする。

でも、明日か来週火曜日あたり、さすがに差し込み線はあるかと思います。

来月2/7の緊急事態宣言解除の手前、2/3の節分あたりまで、日経平均は30,000を目指すと踏んでる。

さてと、次はSBI証券のレポート

2011年1月末の終値10,237円から、約10年後となる直近1/8(金)の終値28,139円で比較すると、日経平均株価は2.75倍になりましたが、それは同期間にBPSが2.66倍になったことと、大きなかい離はないと考えられます。日経平均株価はBPSの1.3倍程度、すなわちPBR1.3倍程度は許容範囲であり、現状では22,692円(BPS)の1.3倍に相当する29,499円は許容範囲であると考えられ、多少の誤差も考えれば、日経平均株価30,000円も許容範囲内であると考えられます。

日経平均予想EPS(1株利益)が来期4割程度増えると仮定すると、日経平均株価30,000円の時の予想PERは21.4倍程度と計算されます。こちらも割安とは考えにくいものの、「バブル」とは表現しにくい水準と考えられます。すなわち、日経平均株価はPBRやPER等の指標でみる限り、極端に割高とはいえないと考えられます。

米国株をけん引しているのがGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)と称される巨大IT企業ですが、来期の予想EPS(Bloomberg集計・調整後)をベースとした予想PERの単純平均は約32倍(1/11現在)と計算され、かなり評価が進んでいるようにみられます。

ざっくりまとめると日経平均株価30,000円でも許容範囲。

バブル崩壊から米国指標は10倍、かたや日本指標は低迷してきた。
でもその前は、日本指標10倍なのに米国指標2倍程度と、そんな状況だったのを多くの人は知らない。

猫も杓子も米国株の状況に「おや?」と思ってる。
まさかと思うが以前と逆で、米国指標2倍・日本指標10倍というような状況になるかもしれない。

なので長期で見れば、米国も悪くないが日本の方が数段利鞘を稼げると思ってる。

投稿者 verju : 2021年01月14日 12:36

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