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2021年08月08日
オリンピックのトランスジェンダーから見る男尊女卑
元男性が女子の重量上げに出る、正直「そりゃチートじゃね?」と思ったものの、すぐに忘れ去られた。
そして今日何気に見たテレビで「重心チャレンジ」やってて、元来女性で生まれてきた人と男性では、根本的に体のつくりが違うのだと思い知った。
女子は安全、男子は痛い目に…TikTokで話題の「重心チャレンジ」とは?
私はオリンピックで元女性が男子より有利な場合を知らない。
そのようなパターンがあるのなら教えて欲しい。
その事(元男性が女子となるパターンが有利であろう)から、話を簡単にするため以降、元男性が女子となるパターンに限定する。
性器を切替、ホルモン注射をし、心は女性だからと元男性の主張を認め、長らく厳しいトレーニングを続けてきた元来の女性から剝奪する。
トランスジェンダーの元男性の性別が女性だと認める話は置いといて、骨格レベル、根本的に体のつくりが違うのに、元男性の主張をきくのは、転換後となる女性全体をいたわるように見えて、転換元となる男性の主張を優遇した男尊女卑なんじゃないかと。
例えばこのままで行くと、10数年と厳しいトレーニングを続けてきた元来の女性が、わずか数年のトランスジェンダーにかっさらわれる。
女子のメダリストはトランスジェンダーばかり。
これは女性の主張を認めてると言えるんでしょうか?
今後、医学が発展し、女性を骨格から何から根本から男性そのものにできた場合、現在でさえステロイドが禁止されてるのに、そんな大改造された女性を、オリンピックの女子としての出場権は得られるのだろうか?
なのに、トランスジェンダーの場合、性器とホルモン注射しただけで、その他は根本から男性の体なのに現状は許されている。
ことオリンピックに関しては、トランスジェンダーに関しては、骨格レベルの女性化など、性器・ホルモン以外に、その他様々な身体的女性化をしてあることや、「重心チャレンジ」以外にも構造的な元来女性でしかできない試験項目の突破などを盛り込むべきじゃないかと思う。
でもそうなると、女性を骨格から何から根本から男性そのものにできた場合はダメで、男性を骨格から何から根本から女性そのものにできた場合は良いとか「矛盾してるんだかしてないんだか、何だよそれ?」ってなる。
となるとトランスジェンダーというか大改造されたものは、世界的身体能力イベントには、ちょっとセンセーショナルな言い方をすれば出場できない。
これは差別ではなく区別である。
でも今の時代、それはあまりそぐわないと思うから、女性・男性・トランスジェンダーに分けて賞を出すとか。
じゃないと現状だと、元来女性がトランスジェンダーにあまりに不利過ぎる。
投稿者 verju : 2021年08月08日 22:51
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