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2005年02月05日
手加減無用のダウンヒルバトル
AM 8:16 菅平高原 霧のち曇
朝方すごい濃霧だったが昼近くになると晴れてきて、キットと山を見渡す。
「どうだ?この山は?」
「カスばかりだ!うちの2軍でも楽に勝てる」
ゲレンデの中でも比較的急なコースを探すと、そこにはワインディングロードがあった。
「久しぶりに、バトルでもするか?」
と言われて、キットとダウンヒルバトルをやることになった。
「3,2,1,ゴー!」
俺はスタートで猛然とダッシュ。
「直線でちぎるのは本位じゃないが、相手はキットだからな。手加減なしだ」
スタートで大差をつけ、俺はコーナーを駆け抜けていく。しばらく追いついてこれないだろうと思っていると、後ろから
「カタカタ、シャーーーー」
と、スクート音が...
「やつは、すぐ後ろにいる」
ドリフトしながら後ろを見ると、横になりながらコーナーを突っ込んでいるキットの姿が。
そして、直線で並びアウトから強引に追い抜こうとするキット。
「させるかよー!」
立ち上がりをかぶせるようにアウトよりにし、キットのコースをふさぎつつ脱出速度を高める。キットにはこれくらいえげつないことをやらないと勝てない。
「よし、次のRの大きいコーナー。速度を落とさないよう命いっぱい使って駆け抜ける」
そう考えて俺が一瞬アウトに振ったのを見逃さなかった。
ラインをクロスさせ、イン側に突っ込むキット。
「な、なにーー!すんげぇつっこみだー!キットのスクート、つっこみ重視のどんでもねぇカミカゼ走法だ!」
そのままの勢いでアウトから立ち上がる。
「ひぃぃ、ガケから5cmと離れてねぇ。キットのスクートめちゃ速だ!」
それから、キットを再び追い抜くことは出来なかった。まあ、キット相手じゃ仕方ないぜ。
そうして楽しい妄想イニシャルDは、幕を閉じるのだった。
投稿者 verju : 2005年02月05日 15:51
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