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2005年11月28日

忘れられない言葉 Part.1

小守さんだかなんだか忘れたが(便宜上、小守さんとする)、以前一緒に働いていた会社のチーフにそんな人がいた。
12月のある日、会社帰りのエレベータの待ち合わせで偶然2人きりになりました。
小守さんに
「どうしてコート着ないんですか?」
とツッコまれたので
「電車やオフィスは空調が効いていて、家から電車まで耐えればなんとかなりそうと思いましてね。そうしたらなんか意地になってしまいまして、今年いっぱいコートなしで通せるかチャレンジしてみようと思いまして。(どうせだったら年末セールにいいコート買おうと思っていた)」
そんなことを言ったら、小守さんは
「あー、いるよな。そういう貧乏くさいやつ」

「はぁ?(心の声)」
一瞬耳を疑いました。もう少しで
「なんですか?あまり面識が無いのにそれは失礼ではないですか?この私のスーツ、一流ブランドなんですよね(ちょうど着ていた)。安物スーツを着ているあんたには分かりもしないと思うけど。」
とイヤミな言葉を吐きそうでしたが、その小守さんと同じイヤなヤツになるのは、とてーもイヤに思いました。
それに小守さんの同僚いわく、小守さんは反感を買うことを言っているのに、それをつっこまれると逆に被害者ぶる面倒くさい性格の人で、そんなことを言うものなら
「ごめんよー。そういうつもりで言ったんじゃなかったんだよー」
と、言い訳するのがあまりにリアルにシュミュレーション出来たので、そうなるとなんだかこっちが悪いやつのように思えてしまうので、なにも言わずにグッと耐えていました。
毎年寒くなりコートを出すときに、このいや~な事件を思いだす。まったく困ったものである。

投稿者 verju : 2005年11月28日 11:45

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