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2006年01月02日

散々な神立

狭山市某所 AM 5:16
キットがリアトランクに何かを積み込んでいる。
「今日はこれを持って行くぞ」
発電機

「は、発電機?スキー場でコンセントを借りればいいんじゃ。。。」
「甘いな。すべての状況を想定し対処できてこそ、真のスクート乗りだ! そういえば、リアの修理は終わったのか?」
「まだだけど」
「呆れたな。FRPの修理キットもあるが、今回はそのまま走れ。時間も足らないし第一お前のためにならない。メンテの出来ていないマシンで走って、自分の未熟さを十分に思い知るんだな」
さすがキット、恐れ入ったぜ!すべて計算ずくかよ?分かっていたのに何もしなかった自分がなさけねぇ。

神立スキー場 AM 8:52 曇りのち雪
神立 化粧室

今回、タイムアタックは1本だけだ。
「天下の公道だぜ!対向者がいてあたりまえだ。」
と、いきがってはみたものの、かなりジャマが入ったのでタイム的には散々だ。
その後もメンテの出来ていないスクートに翻弄され、無茶な走りばかりしていた。キットは1ミスもせずクレバーな走りっぷりだ。
午後になり、雪が強く降り始めた段階で
「よし、あがるぞ!」
キットの掛け声により撤収する。
賢い読者ならお分かりだろうが、天候、混雑状況、マエケルの疲労具合など、すべての状況を判断した絶妙なタイミングであったことは言うまでもない。

俺らが帰り支度をしていると、チーマーっぽいヤローが話し掛けてきた。
「このスクート、イカスっすね?」
「まあな」
走りを見せてやりたい衝動に駆られたが、キットの言うことは絶対だからな。別の機会に俺らの走りを見にくるんだな。

<コースレコード>
2'04.138

投稿者 verju : 2006年01月02日 21:22

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