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2007年07月12日

最初から悪者扱いの

サービスは伸びない。
みんクレのことです。

クレーマーの住所情報のみを登録することで、プライバシーを保護しつつ、クレーマーの情報を共有することが出来ます。

と、そもそも一般人には"いったいなんなの?"と、訳分からないものですね。

まあ、これは企業向けだったんでしょう。企業のサポセンに入力してもらって、ある程度集まったところで、直住所を知りたい人には課金して公開。それによって
「ははーん?こいつクレーマーなのね?」
と、サポセンの人が精神的に楽になる。そんなのを狙ったサービスだったんだと思います。

でも、サービス元は「みんクレ」に対しての思わぬ反応に「みんステ」という「良い人」を登録するサービスに切り替えました。
外面は良くなった?かといっても、ビジネスモデルがポシャッちゃったわけで、時間・労力を考えると、あちゃーって感じですね。
また「良い人」って、さらに訳分からないことに。「良い人」ってイメージはいいかも知れないけれど、サポセンに有用な「クレーマー」情報を取れなきゃ金にならない。だから「良い人」にしたところで役に立たないですから。

一昔の音楽配信でもそうだったよね?ユーザーを違法コピーする輩と決めつけるような企業は伸びなかったよね。動画配信でもそう。
なんかちょっと意味は正しくないけど"意識的にWeb1.0"のままな感じ。

「正規のサービスがあれば、ユーザーはそんなこと(違法コピー)しないんだ。」
言葉は違うけど、Appleがそんなこと言ってたよね。
人を使うにしたって相互に自浄を望める、そんなサービスが受けるんじゃないかな?と思う。

投稿者 verju : 2007年07月12日 23:48

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