« 手のひらラジコンヘリいいかもね | メイン | 動画コーディックを追加したりとか »

2008年11月11日

CMも大きなお兄ちゃん向けに

最近CM自体見ない方向なんだけど、つたない知識で思ったことをつらつらと。

最初に一般的に強いのは車や売れ筋の家電、食品なんかだと思う。昔から今まで良く見る。
最近だと、車は小型車、ランクル系、高級車と幅広く、家電はアクオスをしょっちゅう見るな?という感じ。

このごろ人気(だと言われる)ロードレーサー。だけどCMを見た記憶がない。人気といっても物自体、やっぱりマニアックな部類に入っている感も否めない。
確かスキー全盛の時もスキー板単体のCMを見たことがなく、それよりは販売店のCMをよく見て、まあ、あの時代は店に来てもらって買ってもらう方が普通なんだと思った。

あんまり関係ない前置きから、で、本題。
確か子供のころTVアニメに挟まれるCMには、ガソリンスタンドとか化粧品であったりとかあって、一緒に見ている(であろうと思われる)パパさんやママさんへ間接的に訴えるものがあったと思う。
でも現在では、売出し中の歌手であったりとか(もちろんそのアニメソングを歌ってる)DVDの販促であったりとか携帯サイト、そして昔ながらのおもちゃやゲーム。(DSね)

DVDなんかまさに「大きなお兄ちゃん向け」ですね。子供の懐事情だと買えない(と思われる)し、欲しいとも思わないんじゃないかと。
昔(とりあえず2000年あたり以前)ならビデオテープになるかと思うけど、かといってそういえば、そんな記憶はあまりない。
なぜか?と考えてみると、あのころにはオタクはいなかったし(いや、いたけど隠れry)、アニメ自体市民権を得ていなかったし、プロダクション自体勢力が弱かったんじゃないかと。

これはアニメの作り方?に起因するかもしれない。
昔、スポンサーが自社のイメージや販促ために、アニメに先にあげたようにCMを挟んで間接的に訴えるパターンの方が多かったと思うけど、今ではDVD販売によってプロダクション直に収益があげることができるようになったことがあるんじゃないかと。(まあこの頃はカゲりがありますが)

ビデオからDVDへ移り変わり、昔ながらのアニメの作り方に縛られることがなくなり比較的自由な(子供向けじゃない)アニメもDVD販売を見込んで作ることが出来るようになったのが大きいのかなと思う。

CMが大きなお兄ちゃん向けになったのじゃなくて、大きなお兄ちゃん向けアニメだから、それようのCM(DVD販売)がある。(当たり前ですね)
アニメが子供向け、またはちょっと子供向けじゃないとか萌え系の判断基準のおよその1つに、CMにDVD販売があるかないかがあると思う。

人口の多さもあるしお金も持ってる「大きなお兄ちゃん」を狙うのは当たり前のことだけど、相手は賢いし、カテゴリも細分化されてきているので、広くウケるものを作るのは生易しい物でないと思う。

投稿者 verju : 2008年11月11日 15:10

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://verju.dip.jp/cgi-bin/mt/verju-mt-tb.cgi/1332

コメント

コメントしてください




保存しますか?