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2010年04月09日

1人で旅をするということ

よく一人暮らしをしている人が鬼の首をとったように「一人暮らし至上主義」を語る人がいる。

確かに自信たっぷりに言われたりするので「そうかな?」と思ったりするが、実は友達であったり親であったり他者の助けがあったりするのである。
これは田舎から来たヤツの「どうだい?俺ってスゴイ?」と、ただ単にかまってちゃんなだけで、そんなヤツには一目をおく必要は無いという考えに行き着いた。

例えば自分がフランス旅行に行ったときのこんなエピソードがある。

現地の送迎は事前に携帯にsmsが入るという話。
しかし言われたとおり自前のソフトバンクのプリペイド携帯を持って行ったものの、圏外でsmsが受けられない。(ドコモだと分からんけど)

気になるのは帰りのピックアップの時間。これを自分でなんとか得ないと帰りの車に乗り遅れてしまう。
とりあえず気が進まないもののメールで旅行会社のエアブルーに連絡すると以下のような返信。

お帰りの送迎につきましては、送迎ヴァウチャーに記載されており、ピックアップタイム、ドライバーの名前、電話番号をご出発の前18:00以降にsmsにてご連絡する旨ご案内されていますのでご確認ください・・・

最初の文を読んで「あー、もういいや」
現地の送迎会社に電話をかけて(もちろん英語)帰りのピックアップタイムを聞く。

1人で旅をするということはこういうこと。

smsが受けられないからメールしてんじゃん!自分だったらそう連想する、それぐらい分かれよ?と。
でもエアブルーの名誉のために言っておくと、いろいろ書いた文末に「私どもから確認してみることも可能です」と記載されてたのを付け加えとく。

ヘリスキーがやりたいな?と。
宿に置いてあったパンフレットにヘリスキーの文字が...
パンフレット

どうやら町で見たyak&yetiはイベント会社のようだ
yak&yeti

さっそく店に行くと、張り紙にヘリスキー250ユーロとある。なんとかできそうな値段。
「ヘリスキーをやりたいんだけど、いくら?」
「スイスの場合ですと1perで780ユーロ、2perだと...6-7perだと280ユーロ。イタリアの場合ですと1perで1080ユーロ...」
印刷された紙を見ながら各国境に降り立つ特色のあるプランを一通り聞く。が、店の表の張り紙の、ヘリスキー250ユーロはなんなのだ?と。
「それは多人数でシェアした料金です。1人だと780ユーロになります。それは1人のためにヘリを飛ばさなくてはなりませんので。でもスイスは景色も良くてお勧めですよ?」

1人で旅をするということはこういうこと。

本当に自分1人でなんとかしなくちゃならないのだ。
多人数で簡単なことも1人じゃどうしょもないこともある。

後ろ盾がある人は御気楽だ。
飛行機で1つ離れた席のオヤジが
「フィッシュって言ったのにチキンじゃねぇか?」
と半ギレしてた。
自分が思うに「さっきチキンって聞き直してたじゃねぇか?それにアルミ箔の色が違うのに気づかないお前が悪い自業自得」だと。そんなちょっとした心構えさえ違う。

そういえばフランスで会った日本人はほとんどグループの老人ばかり。
おじいさんは金の力でものをいわせるので問題ないといえば無いが、しかしながらいいおじいさんのくせして1人じゃ何もできないのだ。
日本人がそんな人ばかりと思ったら、ちょっと恐怖を覚えた。

さて、日本に帰ると荷物がこない。荷物が行方不明になってしまったのだ。
自分がどんなに気をつけてもこんなことはある。(ちょっと今、あまりの不幸っぷりにフイタろ?)

係員に聞いたら宛先不明の荷物があり、特徴を伝えると一致し自分の荷物と分かる。後日、飛行機の便で送ってくれるとのこと。係員から丁寧に謝られる。
前のチキンなオヤジだったらここでキレたりするのかな?自分の場合、怒る気にもなれない。

思ってたのは「後で空港に荷物を取りに行かなきゃならないなー?」と。
でも聞くと自宅まで郵送してくれるとのこと。自分で(郵送)手続きしなくていいんだー。
これから言えることは、自分1人だけで何とかしようとする気がしみついているのね。

「1人旅にあこがれる」と言う人がいる。
しかしそういう人は別にそんなことしなくてもいいし、どうせしないだろう。

1人で旅をする場合、自分の状況がいかに悪くならないか事前に予測し対処する。そのために情報を得、吟味する。ぶっちゃけ旅を楽しめない部分もある。
そして1人の場合、手を引くことだってあるだろう。
別にカッコイイことでも何でもないのだ。

ブックマークに追加する 投稿者 verju : 2010年04月09日 03:20

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