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2006年07月05日
毒男に社交辞令は通じない Part.1
[スキー編]
社交辞令を真に受けて、独り奮闘するおバカな毒男。
スキー場に行くまでの車中の出来事を、友人との会話形式でお届けします。
自分(以降、m)「あのさー困ったことがあるんだけど」
友人(以降、f)「なになに？」
m「自分のサイトに掲示版あるんだけどさ。それに既婚男性(以降、鬼男)と金持ち独身男性(以降、金男)の書き込みがあってさ、その返答をどうしようと思ってさ。」
「最初、鬼男が"スキー行きまくってんな？お土産ちょうだいよ"と．．．」
「"一緒に行こう"じゃなくて"お土産"ってとこが、いかにも鬼男だよな。」
「まあ、やつらにはなんちゃってレジャーかもしれないけど、俺らとしてはちょっと違って峠の走り屋？みたいな感覚なんだよね。峠の走り屋が"今度峠行くんだけど、お土産買ってくるから"なんていうかー？普通？」
f「ははは」
m「だからそれを避けて"いやー、昔と比べて行かなくなったよ"と返したわけよ。」
「そしたら金男が"お土産の方が重要なんじゃ？"って書き込みしてさ。」
「お・ま・えーーっ。ふれてはならんことをー？あえて避けたのに。」
f「空気嫁よ！と(笑)」
m「まあ、それはあえて許す。全部いいとして、最後に"誘ってよ"っていうのがね。」
「金男を誘うとなると強いてはみんな(鬼男)も誘わなくちゃならなくて、そうなると鬼男が子供連れてくるんだよね。」
f「え？子供置いてこないの？」
m「なんかしらないんだけど連れてくるんだよね」
「俺、姉貴いるから分かるんだけど俺らに子供の世話をさせようって感じちゃうんだよね。別に俺ら子供と遊びに来たんじゃないんだけど？1回2回はいいけどさ、もう勘弁してくれよ。」
f「毎回連れて来るの？」
m「うん。今回もつれてくると思うよ。」
m「だから正直、誘いたくない。けど、さすがにそれは．．．」
f「別に返さなくてもいいんじゃないの？」
m「なにかしら返さないと"誘いたくないのかよ？感じわるー？"って思われるジャン？」
f「いま言った事書けばいいじゃん！」
m「そんなことしたら立ち上がったばかりの掲示版が一気に険悪なムードになっちゃうよ。いきなりそれは避けたい、どーしても避けたい」
f「うーん。1週間ぐらいほっといてさ、"いやーごめんごめん仕事が忙しくてさ"っていうのはどう？」
m「ははは。毎日ブログ更新してるのに、そんなのバレバレだよー(笑)」
・
・
m「実際、誘うとなるとあんまり遠くに行けないよな。」
f「帰りに温泉とかね。」
m「面倒くせー。」
「しかも30分ぐらい滑って、"あーつかれた"って残り全部休憩。すげーつまんなそう。」
f「子供いるんだよね？そうなると、あと託児所とか．．．」
m「託児所かよ？そんなスキー場あるんかよ？なにげに"誘ってよ"っていうけどさ、俺にどうしろっていうのよ？」
「はぁぁーーー、俺がこんなに悩んでるの分かっているのかね？」
f「じゃさ、"いいよー。また今度ね"って返しとけばいいんじゃないの？」
「どうせ社交辞令なんだから。」
m「．．．えぇー！？社交辞令だったの？」
＊＊＊毒男に社交辞令は通じない＊＊＊
投稿者 verju : 2006年07月05日 22:32
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