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2007年11月11日

Ubuntu Linuxデスクトップパソコンを新造しよう Part.1

[Ubuntuの記事、ずーっと気になっていました]

ふつうの人の ふつうのLinux

Ubuntuを使ってみたいとは思っているのですが「Windowsで事足りるのに、なにをわざわざ無理してLinuxを使わなくちゃいけないの?」とか思ってたり、色々な人がLinuxデスクトップをデュアルブートやCDブートで手軽に試せるのをアピールしますが、どうにもダメです。やっぱり使いやすい方を使ってしまうから。
仮想OSなんて愚の骨頂、HDDの肥やしになるのがオチだったりします。
こういったことからLinuxデスクトップを使うには、専用にパソコンをあてがうのが一番なんだけど、埃がかぶるのは目に見えていたりします。
なので、上記の記事に毎回目を通しつつ「がんばってるなー?」と思いながらも、何もアクションは起こしませんでした。

ある日、自宅Linuxサーバに使われているVIAのCPUについて気になったので、2ちゃんねるを見ていました。

「VIAなんて性能不足もいいとこ。使えないよ。」
といったような煽りがあり
「おまいは2chするにもQuad Coreが必要なのか?」
といったレスに、ニヤッとした次の瞬間「ハッ」としました。

もちろんそんなCPUパワーは必要ない。だけど使いつづけているのが現状なんじゃないか?と。

そこでひらめいたのは
Linuxでエコ

cnetなんか見てる人は、かなりハイスペックなPCを持っている人が多い。(と思われる)
それをネットやら動画編集やらゲームやら、全てのことに使っている。
だけど「これから先1時間ぐらいは、ネットと2ちゃんだな?」と思ったら、新造した低消費電力Linuxデスクトップを使うようにするのだ。

パソコンユーザーは、およそ環境問題に貢献できないと思っていたけれど、低消費電力によるCO2の削減、さらには(自分の)財布にもやさしい。

そうと感じたら、最新のCPUって電力食うらしいけど、どれくらいなのか気になった。
VIAは17Wほどと分かっていたので「Core 2 Quad Q6600っていうのが1番人気らしいけど、まあVIAの2,3倍くらいかな?」と思っていたら
「ひゃ、105W ???」
もちろんCPUだけでパソコン全体の消費電力は計れないけど、そういったパソコンは高性能なグラフィックボードとかRAIDとか組んでたりするので、差は縮まるどころかもっと広がると思う。

とりあえず、差額の電気代が大体いくらになるのか計算してみた
1年で2,000円ちょっと。
500W電源でも足らないモンスターなゲーミングマシンを持っている人は、Ubuntu Linuxデスクトップパソコンを新造したとしても、1年でかなりの部分の代金を捻出できてしまうかもしれません。

ここでUbuntu Linuxデスクトップパソコンの使い道として、ネットに使うというのがミソ。
ブラウザであれば、スペックの低い低消費電力パソコンとの差はあまり感じないと思うし(さらにUbuntu自体、OSが軽かったりするし)、操作はまったくと言っていいほどWindowsと同じ。
そして、ブックマークの移行なども簡単だと思う。

最新動向に気になりつつも、先の理由からUbuntuを使うのを躊躇していた。
それが、Ubuntu Linuxデスクトップパソコンを使うことによって、最近騒がれている環境問題や、金銭的な節約といった直接的なメリットとなる意義を見出せたのは大きい。

あなたもUbuntu Linuxデスクトップパソコンを、新造してみてはどうですか?

投稿者 verju : 2007年11月11日 08:26

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