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2008年12月30日

「ubuntu普及に努力する」の結果

今年の目標は「ubuntu普及に努力する」としていました。
しかし、やったことといえばブログに書いたり親しい友人にUbuntuについて話したぐらいですね。
効果としては、友人がUbuntuを試してくれたぐらいでしょうか?

一応、自サイトの検索でのアクセスで「Ubuntu」が上位にあるので、それなりの役目を果たしているように思えますが、Ubuntuのメジャーアップデートされた今年、正直ベースでUbuntuの普及について考えてみると「それほどでもなかった」感があります。

自分が認識してる中では、会津の自治体?が導入したらしいとか、UMPCで多少出回った程度なんじゃないでしょうか?

さて、どうしてUbuntuを普及させようとか、根本的なことを言おう言おうと思いつつ今になってしまいましたが、それは

「OSにお金を払う分、他のクリエイト活動に回せるなら、すばらしいんじゃないか?」

と思ったわけです。

パソコンを使うにあたりOSは空気と同じもの、ましてやUbuntuぐらいのOSが普及されるとならば「OSに金をかける必要は無い」と。
例えばWindowsがまんま全てUbuntuのような無料OSに置き換わったとすると、その分の金額がデザイナーや音楽家などの創作活動に当てられる訳です。

OS自体は基盤であり、それがなにかを生み出す訳でなく、Windowsとだいぶ遜色の無いUbuntuには期待はしていたのですが、やはり普及ペースは遅いようです。

遅々として進まない理由としては

1.数の問題
 やはりWindows使ってる人が多いという当たり前の問題。
自分も初めてパソコンを買ったとき、友人の88に合わせる(サポートを受ける)ため98Doを買った経緯がありますから、身近な人(困ったときに聞ける人)が何を使ってるのかは重要なことな訳ですね。(でもそうは言ってると普及しない訳で...)

2.OSにお金を払うのに慣れていること
 「パソコン買うとき1回だけなんだから」友人がそう言った時に感じました。
だから「OS代をゲームソフトに当てたい」とか考えないみたいね。(ゲームをやる人なら当然のごとくそう思うと思ってたんだけどね)
これって話はちょっと違うけど、無料に慣れてwebサイトが立ち行かない(カフェスタとか大変みたいですね)そんな思い込みって「なんだかなー?」と思います。

で、今後Ubuntuが普及していくのに、ひいき目に見た感じです。

1.グリーンITの推進
 確か2010年だったか都の条例で企業のPCをグリーンITへ置き換える話があるようです。まあ来年にもグリーンIT推進の流れはある訳で、となると企業としては好きとか嫌いとかそんなんで動くわけも無くとてもシビアな訳で、まだ動くパソコンを置き換えなくてはなりませんからコスト削減のため無料OS導入に至ると。

2.webアプリの蔓延
 増加でなくて、なんでもかんでもwebアプリベースとなる意味で。
パソコンのデスクトップをブラウザ上で作業するようになったとすると「OSが何であるか」という意味がなくなってくる訳で、そうなるとOSに金を払う必要はなく、無料OSが普及していく。

個人的には「OSにお金を払う時代は終焉していけばいいな?」と思います。

例えば今使っているWindowsが「見た目も動くソフトも全く同じだけど、中身はUbuntuなんです」ってことになっても「ふーん」とか「あっそうか?」程度だと思います。

時代は流れ「ああ、なんであの時OSに金を払っていたんかね?(遠い目)」って、そんな日がくればいいと思います。

投稿者 verju : 2008年12月30日 21:13

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コメント

はじめまして、
「うぶんたん」http://homepage2.nifty.com/ateliermoon/index1.html
というページでubuntu普及を試みているのですが、検索で「うぶんたん」がヒットせず苦労しています。

投稿者 たら~く : 2008年12月30日 22:33

たしかにね。語呂としてコッチがいいかな?とも思いますけどね。
地道にコンテンツ拡充ですよ。

「うぶんつ(Ubuntu)たん」であればpiro氏のキャラがありますね。
http://piro.sakura.ne.jp/pics/col/pc-0116.jpg
でもあの当時はだいぶ叩かれたようで...
Ubuntuのヤツもケツの穴が小せぇな、だから普及しねぇんだよ?と思いましたけど、時代が早すぎた感もありますね。

ジャンルにとらわれずUbuntuを盛りあげていければ良いと思いますけどね。
ていうか形振り構わずやってかないと、普及しないと認識したほうがいいですね。

投稿者 verju : 2008年12月31日 11:25

コメント返信、ありがとうございます。

piro氏のすばらしいキャラクターは知っておりました。
でもカワイイ系(萌え系)はもう溢れているので珍獣系でせめようと考えた次第です。

なりふり構わずubuntu普及を目指し邁進していきます。

うぶんたん
http://homepage2.nifty.com/ateliermoon/index1.html

投稿者 たら~く : 2009年01月03日 10:14

こんにちは。
2008年のUbuntuの普及は、期待したほどではなく、かといって怖れていたほどダメでもなく、まあ、こんなもんだったかなあと思います。何か大きな出来事があってブレイクするのではなく、ぼちぼちと普及して、気がついたら「あれ。こんなに広まってたの?」なんてことになるのかなと、最近は思ってます。

投稿者 松本 : 2009年01月23日 10:51

2008年は、一般にUbuntuを知らしめるという意味で良かったと思います。
一部のパソコンメーカーやネットブックで、Ubuntu搭載モデルを販売するようになってきました。
根拠はありませんが、もう少し個人ベースの下地作りでもいいかな?と思います。一般の認知度が高ければ企業としてもUbuntuを導入しやすそうに思えます。

投稿者 verju : 2009年01月24日 23:40

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