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2010年08月20日

自炊が気になる

「自炊」とは自分の所持する書籍を裁断してスキャンして電子化することです。

iPadが電子書籍リーダーとして提案され「あんな中途半端なプラットフォームをよくもまあ生かせるよ?」と感心しています。
そしてアップルの熱心なファンがついていって、ちょっとした電子書籍のブームになってきている感があります。

しかし電子書籍配信は未成熟なので、料金が高かったりそもそも読みたい本が配信されてなかったりします。
「書籍はあるんだし、だったら自分でスキャンして電子化してしまおう」自分のお目当ての書籍が配信されていない今、自前で書籍を自炊するしかないのですね。

コミックはコレクション的感覚があるので裁断してしまうのは抵抗があります。
なのでやるとしたら以下のサイトのように、読み捨ててしまう雑誌から自炊しようと思います。

Desire for wealth : 自炊書籍を podcast にして iPad, iPhone に同期させて読みまくる

自炊でいいのは、持ち運ぶのにはばかられてた分厚い雑誌が、電車など出先で読めるっていうのもありますけど
「自分のデータは自分でコントロールできる」
ことですね。

PCやiPhoneなど臨機応変にプラットフォームを変えたりしたいし、ガジェットは買い替えたりするので「それでしか読めない」のは不都合があるのですね。

以下の記事からも「自炊がきてるのかな?」と思った理由です。

電子書籍自炊派に朗報、裁断機の刃の切れ味を復活させるサービスが開始 - GIGAZINE

ちょっと話が横にそれますが、ウチのBDレコがいつの間にかダビング10に対応したらしく、ダビングの回数が10になっているのに気づきました。
でもすべての番組がダビング10なわけでなく、人気の番組?だとダビング1しかできなかったりとスポンサーの意向?が見えたりと面白いなーと思いました。

コピーワンスからダビング10になるにあたり、いろいろカンファレンスがありました。
でもこれって消費者側からするとダビング回数を増やしたいわけじゃなくて、コピーフリーにして色々なプラットフォームで見たいという思いがあったと思う。
それを「ダビング回数を増やせばいい」と話がすげかえられ、妥協したからからと話を終わりにされてしまったような感じを受けました。

さて電子書籍は今後どうなるでしょう?
音楽はウォークマンとか機械に持ち出し聞くという習慣が出来上がっていましたが、電子書籍リーダーは、現れては消えを繰り返しているように感じます。
今のiPadより発したブームはどうなるのかな?と思います。

iPadによって自炊がうながされ「機械に持ち出して書籍を読む」ことが段々と珍しいことでなくなっていくんでしょうか?

イーモバイルを購入したとき「モバイルブロードバンドで生活がどうかわるのか?」そんな思いで手を出したのと同じように「とりあえず電子書籍とはどんなもんか?」と味わってみたいのがあります。

投稿者 verju : 2010年08月20日 19:12

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