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2013年03月19日

地球温暖化をごまかしてる花粉症

花粉症。以前は「何を貧弱な」と思っていた。
しかし、この前ウインナーを焼いていたのだが、焼き具合をよく見ようと顔を料理に近づけながらコショウを振ったらくしゃみをしてしまった。
コショウを鼻に近づけて振ればくしゃみをするのはまあ普通。それから考えれば微粒子が空気中に蔓延しててくしゃみをするのは当然と思えてきた。

私の部屋は空気清浄器がある。部屋の大きさに対してオーバースペックなものを購入したが、それで良かった。
私の部屋は離れで、ドアを開けると外気が直接入るせいか1回出入りするだけで「花粉レベル」がMAXまで上昇する。
そこで瞬間清浄モードにすると鼻の通りが体感できるほどである。

ニュースでは花粉に中国の黄砂・大気汚染が加わりひどいことになっていると言う。
しかしそもそも現代のように花粉症が話題になることになったのか自分なりに考えてみた。

昭和のころは花粉症は聞かなかった。なのでここ10数年のうちにこれほどの広がりを見せたことになる。
花粉症というと原因としてスギがやり玉に上げられるが、スギとしても交配相手がいない都会に花粉を飛ばしたところで意味ないのである。

昔は4月になっても山沿いでは寒く、中国からの微粒子が核となって雪となり降っていたと思われる。
そして季節が緩み穏やかな風になったところで雪解け、山沿いのスギが周辺の受粉に適した状態だったと思われる。

それが地球温暖化となり偏西風が吹き荒れる時期でも雪が降らなくなった。
そのため黄砂・微粒子が都会まで直接届くようになり、スギも暖かさで花粉を飛ばすようになり、このような花粉・中国の黄砂・大気汚染のトリプルパンチのようになったと思われる。

地球温暖化した人類の自業自得であるが、原因となった事象には目を伏せて
「スギが・・・スギが・・・」
とごまかしているように感じる。

しかし「地球温暖化した私たちがバカでした。あいすまなかった」としたところで、世界規模の流れが変わるわけではない。
気候が変わるなら人間の知恵により、それなりの対応を取るしかないのである。

あと10数年になると冬でも山沿いでは雪が降らなくなり、乾燥したほこりっぽい風が冬期中ずっと吹き荒れるようになるかもしれない。
花粉症でなくても外出時はマスク着用が当たり前となる、そんな時代がくるかもしれない。

投稿者 verju : 2013年03月19日 10:22

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